太小の将来像>校舎改築

 

校舎全面改築の基本構想


 

江別太小の校舎改築構想の特色

 

児童、教職員、保護者、地域の願いを反映する江別市と市教委の姿勢

 「江別太小学校改築基本構想・基本計画」は、児童、教職員、保護者地域の願いを受け止め、より高い教育効果を上げることを基本姿勢として策定されました。

 児童と教職員からアンケート調査によってあげられた希望は以下の通りです。

 

(1)児童からの要望等

○屋上に上がれる校舎にしてほしい。
○3階建ての校舎にしてほしい。
○学校で動物を飼いたい。
○図書室を広くして、本をもっと増やしてほしい。
○学校にエレベーターがあるとよい。
○体育館を広くしてほしい。
○かばんや授業道具を置くロッカーをもっと大きくしてほしい。
○太陽光発電やLED照明を取り入れてほしい。
○理科室と家庭科室が一緒なので別々にしてほしい。


(2)教職員からの要望等

○多様な学びに対応できるよう、普通教室・特別支援教室・特別教室ともに各室の 広さや収納、教室数にゆとりがあり、インターネットや電子黒板など情報通信技 術等が活用できるようにしてほしい。
○学習や学校生活の環境の充実のために多目的に利用できるスペースを確保して ほしい。
○安全な学校づくりのためにオートロックや防犯カメラの設置など不審者等への 対策を充実してほしい。
○地域と連携した活動の充実のために体育館や音楽室、図書室などを地域開放でも 利用ができるようにし、施設・設備を充実させてほしい。
○災害時の避難所としての機能充実とともに、早期の学校再開を意識した施設・設 備の配置について十分検討してほしい。

 

 これらは、「改築関係者による協議会」に上げられて、意見交換が行われ、江別太小学校改築基本構想・基本計画に反映されました。

 結果的に、非常に多くの内容が実際の新校舎で実現しています。

 

江別太小学校改築基本構想 平成24年10月 江別市教育委員会

 

(1)多様な学びに対応できる学校づくり

・一斉指導による学習以外に、少人数学習、習熟度別学習、総合学習など、多様な学習内容と学習形態に対応できる空間を整備する。
・児童が主体的に学ぶよう、関心・意欲や探究心を育むために必要な支援ができる施設を整備する。
・特別な支援が必要な児童の教育的ニーズに応じて適切な教育的支援ができる特別支援教室を整備する。


(2)心豊かな人間性を育む学校生活環境づくり

・児童の心身の健康と学校生活における快適性を確保するために、保健衛生、採光、通風、換気などに十分配慮した施設とする。
・障がいの有無を問わず、すべての人にやさしいユニバーサルデザインに配慮した施設を整備する。


(3)安全・安心な学校づくり

・地震に備え十分な耐震性を備えた施設とする。
・不審者の侵入防止等の防犯対策により安全性を確保する。
(4)地域と歩む学校づくり
・地域と連携した活動を促進するとともに、生涯学習、学校開放などの地域活動の拠点として施設を整備する。
・災害時の地域防災拠点としての機能を備えた施設として整備する。
(5)環境にやさしい学校づくり
・CO2の削減や省エネルギーに配慮した施設を整備し、環境・エネルギー教育に生きた教材として活用する。