新校舎のご案内
地域に開かれた
安全で高機能な学校
江別特産のレンガを外観に活用した新校舎が完成しました。普通教室と多目的スペースを連動させた高機能な教育環境は、子どもたちの創造性豊かな活動を支えます。また、情報図書館と連携し一般開放を行う地域に開かれた図書ホール、ミニコンサート可能な音楽ホールは、子どもたちと地域の結びつきを強める拠点としての役割を担います。
外観
耐久性と断熱性に優れたガルバリウム鋼板と江別特産のレンガが生かされた外観。
左側が、3階建ての校舎棟。右側が特別教室を含む管理棟。
開放玄関と音楽ホール。奥が玄関と管理棟。
玄関
玄関。江別特産のレンガが鮮やか。校門の銘板は旧校舎から移設。
毎日、元気なあいさつで朝がスタートします。
玄関を入ると目の前がガラス張りの職員室。児童の安全を最優先した配置。お父さんたちが作ってくれた弁慶号にびっくり。
靴箱は、長靴を収納しやすい特注サイズ。
ソーラーパネルの説明表示。
入ってすぐの左側に、トロフィーや盾があります。合唱金賞の盾も飾ってあります。
玄関の中でもあいさつ運動。
靴箱の上に、児童会テーマを貼りました。
教室
江別太小改築基本構想には、教室にかかわって「多様な学びに対応することをめざし、一斉指導による学習以外に、少人数学習、習熟度別学習、総合学習など、多様な学習内容と学習形態に対応できる空間を整備する。」というコンセプトが明記されています。
改築検討委員会では、オープンタイプの教室の特色を視察していますが、本校の優位性である建坪の余裕を踏まえ、個別の教室は完全なクローズドスペースとし、別に多目的スペースを設置する設計としました。
本校を視察された専門家の皆さんから「可能ならば、教室と多目的スペースが共に独立し連動できるこの形態が理想」という感想をいただいています。
教室は8m×9mと幅が今までより2m以上広くなりました。
いろいろな形に机をかして学習することが容易になりました。
電子黒板用のホワイトボードも、黒板と被さることなく効果的に使う事ができます。
多目的スペース
1階から3階までの普通教室前に、2教室分の広さを使った3つの多目的スペースがあります。
学年合同の学習や集会などに使うことができます。
夏休み明けには、夏休み作品展を行いました。友だちの作品をしっかり見ることができました。
中左の写真は、図書ボランティア・ぐりぐらさんの読み聞かせです。
職員室
玄関を入ってすぐが職員室。職員室から,玄関と校庭が見渡せる設計です。
校長室
お客さんをお迎えする校長室。
応接テーブルは、工事のために切り倒すことになった樹齢80年のヤチダモを再生して作りました。
図書ホール
「図書室を広くして、本をもっと増やしてほしい」という希望が実現した、今までの2.5 倍の面積で広々とした図書ホール。これまでの6,500 冊に加えて新たに情報図書館所蔵の6,500 冊が利用できる。情報図書館と連携し、土曜と日曜には地域住民に一般開放される 。
すばらしい環境を生かして、子どもも大人もおおいに読書に親しんでほしい。
図書館で学習できる机と椅子が配置されています。1年生の図書館利用学習。
図書館一般開放は、8月22日から始まっています。どうぞご利用ください。
音楽ホール
音楽ホールは、広さと天井の高さにびっくり。ミニコンサート可能というコンセプトです。
そして、大きな大きなグランドピアノ。コンサートホール対応の大きさです。
移動式の客席。
引き出すとこんな感じです。客席としてだけでなく。ステージとしても使えます。
響きの良さは抜群。 準備室もゆったりしています。
なんと、合唱団は8月はじめから一足早くここで練習し、悲願のNコン金賞を受賞しました。
地域合唱団「サンライズコーラスグループ」の皆さんとの合同練習風景。
体育館
体育館も広々としています。ドッジボールがさかんなので、最初から専用のラインを引いてもらいました。
ステージも広くなりました。学習発表会が今から楽しみです。
ワークスペース
校舎南側の一番日当たりのいい場所をワークスペースといいます。
中には大きな船があります。この船は、昔、石狩川で活躍していた外輪船の上川丸。
実は、新校舎のお祝いにおやじの会の皆さんと校長先生が作ってくれました。
あれっ!乗っている子がいるけど・・・?
大丈夫、座って本を読んだり、友だちとお話したりするベンチです。
2階のワークスペースには、今までの校舎の思い出アルバムを掲示しています。
放送室
放送室は、広いスタジオと調整室に分かれています。放送設備は、最新のデジタルシステムで、カメラの切り替えや音量調整は、タブレットの画面をさわって操作します。
エレベーター
エレベーターもあります。
給食や重たい荷物を運んだり、車椅子のお客さんをご案内するときに使います。
ソーラーパネル
屋上にはソーラーパネルがあります。どれだけ発電したかを1階玄関にあるモニターで見ることができます。
理科室
家庭科室
● 「理科室と家庭科室が一緒なので別々にしてほしい。」という希望が実現した。 やはり、専用の教室は使いやすい。
特別教室
パソコン室もゆったり。 今までなかった図工室。
特別支援教育の環境
インクルーシブ教育推進のため、障がいの特性を考慮し安全性を十分に確保し、通常学級との交流学習・共同学習に配慮した教室配置を基本に、2 教室とプレイルームは対面させ校舎棟手前に配置しました。
多目的スペース、エレベーターと隣接している。 教室内の手洗い場と避難口。
各階に車椅子対応トイレ。シャワールームは保健室の一角に。
防災備蓄庫
地域からの要望にこたえ、災害時の避難拠点としての機能を持つ防災備蓄庫を、避難所となる体育館に隣接して設置。700 人分の毛布と食料が保管されている。
木のぬくもり
よく見ると、校舎本体に木が贅沢なほど豊富に
使われていて、温かみがあります。
左上:ほとんどすべてが木で作られている図書ホー:体育館も実は、多くの種類の木を組み合わせたデザインになっている。
左:教室の床は無垢材のブロック。作り付けの棚もしっかりと木で作られている。
加えて、手作りの木製品でぬくもりのある楽しい校舎になりました。
校長室の応接テーブル は、工事で伐採されたやちだもを生かして制作した。
開放玄関には、工事で伐採した木を再生した26 年度卒業作品「時の伝承者」。
やはり、子どもたちに大人気の外輪船上川丸と弁慶号。ナラ、タモ、ウォールナットなどを磨いているので、さわり心地が最高。